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34.今回は脂性肌と洗顔(洗い方)と食事等について考えてみたいと思います。「脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)」


今回は脂性肌と洗顔(洗い方)と食事等について考えてみたいと思います。

脂性肌とはご存知のように皮脂の分泌が多い肌のことです。脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)でなおかつ脂性の人もおられるようですので、今回は脂性肌の洗顔といいますか洗い方について考えてみたいと思います。

因みに私は脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)ですが脂性肌ではありませんし乾燥肌でもなく極普通の肌です。若い頃にニキビが出来た記憶は一つ二つくらい出来たことはありますが一週間前後で無くなっていたと思います。ですからニキビ跡もありませんし、脂性肌によくある鼻頭や小鼻の周りの毛穴が大きくなったりはしていません。
これは私が脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)になったのが比較的若かった頃からでしたので長年洗顔と食事を大切に考え実行してきたからではないかと思っています、もし怠っていたら脂性肌になっていたかもしれませんが、一般的に考えて脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)イコール脂性肌、ということではないと思います。

脂性肌の洗顔といいますか洗い方は、まず洗う前に少し温かめ37度以上のお湯で熱すぎないようにしてゆっくり丹念に肌を濡らして温めましょう、蒸しタオルを使うのもいいですね、面倒がらないのが秘訣です、洗うのはそれからです。
脂性肌でない私も同じように温めてから洗っています。洗い方は温かめ(37度以上)のお湯で石鹸を付けて顔をこする時には20〜30回くらいはこすっていますし、すすぐ時も温かめ(37度以上)のお湯で同じ回数以上はすすいでいます。それですっきりしないとれていないようでしたら二回目も石鹸を付けて同じように今度は優しく洗いすすぎます。私の場合は二回洗えば綺麗に皮脂や汚れを落とせているようです。

例えば肉料理に使ったお皿を洗うには熱めのお湯で少し浸け置きしてから洗うのが油汚れを落とし易いのと同じ理屈です。理容・美容院で洗顔してもらう時は最初に蒸しタオルで温めます、あれと同じ要領です。

以上のように毎日洗っていれば何ヶ月か後には脂性肌を改善できていると思います。今日このように洗ったからと言って明日・明後日、或いは明明後日に良くなるとは思わないで下さい、これから一生同じ洗い方をしていくわけですから、もっと長い感覚で観察していくことをお勧めします。

また洗いすぎると逆に皮脂の分泌が盛んになってしまうからという話を聞くことがありますが、これは脂性の人や脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)の人には適していないと思います。脂性肌の皮膚はある意味もう既に皮脂の分泌が盛んになってしまっていますので、それ以上盛んになるというのは考えにくいのと、皮脂を皮膚から綺麗に洗い流すことによって、皮膚は清潔になり皮脂で詰まっている毛穴が空き皮脂の分泌がスムーズに行われれば皮膚が正常な分泌といいますか生理作用に近づくのではないかと思いますし、そのほうが大切でしょう。

世間には水仕事をする方々は沢山おられますが、その方々はそのような言い方からすれば洗いすぎている方々になりますが、それで皮脂の分泌が激しくなって困ったというようなことを聞いた事は私は一度もありません。また昔から蚕の繭から絹糸をお湯を使って扱っておられた方々の肌は普通の人の肌よりも綺麗だったということも聞きます。ですから洗いすぎて返って分泌が盛んになって困ったことになるというようなことはないと思います。

ですから脂性肌の人は1日に何回も洗ってみましょう、一回や二回とか決めないで肌が脂っぽいと感じたら洗うことにしたらいかがでしょうか、様子を見ながら洗う回数を考えるほうが自然なような気がします。気づきにくい生活習慣でしたら前もって考えてみるのもいいかもしれません。
それからいつでも洗えるようにハンカチやタオルは持ち歩きましょう。外出ではお湯は難しいですから洗面の冷たい水道水で石鹸を使わずさっと洗う場合はワセリンは必要ないかもしれません、石鹸を使う場合はワセリン等を必ず使って下さい。

それから洗うには石鹸がいいと思います、私はロモコートを使っています。これはそれほど皮脂を落とさない弱酸性タイプです。一気に皮脂を落とすのではなくて何回も洗う事が効果的で少し汚れても直ぐに洗えば結果として菌も異常に増えにくくなり肌を長時間清潔に保つことになります。
ここで大切なことは、当然のことですが皮脂を綺麗に洗い落とす訳ですから、洗った後または風呂上りでは一分の間も置かずに直ぐにワセリン等で補って下さい。脂性だからと放置しないで直ぐにワセリン等で補って下さい。大事な事ですから二度書かせていただきましたが、洗った後の保湿(ワセリンで洗った肌に塗ること)も大切な洗顔(洗い方)の一つです。

それから皮脂と角栓を混同しておられる方もいらっしゃるようなのでそれについて少し書いてみます。

皮脂はご存知のように皮膚から出る脂ですね、しかしこれが洗い方が不十分であったりすると毛穴に留まり角栓と言うものに変化します。角栓は皮脂の成分も含まれていますがタンパク質も多く含まれているといわれていますので、1日で出来るものではなく何日もそのような状態で皮膚から剥がれ落ちた上皮細胞といいますか角質やその他の分泌物等が多く混ざって水分の少ない状態で固まっているのでしょう。

そしてこの角栓はその角質等の物質が多く混ざり固まっていることから厄介なことにお湯では溶けませんが、これらも上記に書いたように洗っていると水分が多くなり柔らかくなって取れやすくなるようです、また出来ていた角栓も次第に少なくなって出来にくくなりますし、もし角栓が出来ても無理に取ったりせずに洗い続けているといつのまにか取れます、その時に大きな毛穴があいた状態になっていても直ぐに元の状態に戻ります。

それから食事にも気を付けて欲しいところです。例えば脂の多い食事を避けるのは勿論ですが、出来るだけ皮脂が吹き出てこないような食事は何か考えながら食材を選ぶことでしょう。
また特にビタミンB系統やCが多く含まれている食材を選ぶことですが、なかなか難しい事もあるでしょうから、私が以前に説明して書いているようなビタミンのBとCのサプリメントで補うのが良いと思います。これらのビタミン類は皮脂の分泌を正常に保つ作用があるようです。



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